H25年度 測量士試験 午後No3 選択問題 解答例
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< H25-pm3-A:解答例 >

 

問A-1.

 

<旧A市>

 市街地以外は、旧A市が整備した地図情報レベル2500のデータを使用し、市街地のみ新規事業として整備する。

 

<旧B町>

 既存の地図情報レベル2500のデータを国土地理院のデータを基に修正する。

 

<旧C村>

 旧C村の地形図を参考資料とし、旧C村全域を新規事業として整備する。

 

 

問A-2. 

 撮影高度が低くなるので、パルスレートを上げかつスキャン角度を狭くする。

 

問A-3.

最近隣法     : 格子(グリッド)点に最も近い標高点データを使用する。

TIN       :グラウンドデータの点を結んで不整三角網を発生させ、その面の高さを内挿する。

バイリニア法 :格子点を囲む4点(〜16点)の平均。

クリギング法 :任意の標高点データの平均。



< H25-pm3-B:解答例 >

 

問B-1.


問B-2.

 撮影工程における数値写真の点検項目について記す問題。

 

<作業規程の準則 第145条2 (統合処理した数値写真の点検)>

・   撮影高度・撮影コースの良否

・   実体空白部の有無

・   指標及び景気の明瞭度

・   傾き及び回転量の適否

・   写真処理、数値写真の統合処理の良否

・   数値写真の画質

 など。

  

問B-3.

 現地調査で実施する内容について記す問題。

 

<作業規程の準則 第168条 (現地調査の実施)>

・    予察結果の確認

・    判読困難あるいは不能な事項の確認

・    撮影後の変化状況

・    図式の適用に必要な事項

 など。

 

問B-4.

 補測編集において確認及び補備する事項について記す問題。

 

<作業規程の準則 第192条1 (補測編集の方法)>

・    境界及び注記

・    編集困難な事項

・    撮影後の変化状況

・    各種対象物の表現の誤り・脱落

・    現地調査以降に生じた変化に関する事項

・    編集作業において生じた疑問事項及び重要な表現事項

 など。



< H25-pm3-C:解答例 >

 

問C-1.

 地上画素寸法は次のように求めればよい。

 オーバーラップ60%であるため、写真上の基線長(主点基線長:b)は、

 B=9,420(撮影基線と平行な短辺)×7.2μm(0.0000072m)×(1-0.6)= 27.13�o

 ここで、f/H = b/B より、B/H = 27.13�o / 100�o= 0.2713 となる。

 問題文の地上画素寸法の式に当てはめると次のようになる。

 300�o × 2 × 0.2713  〜  375�o × 2 × 0.2713 = 162.78�o  〜  203.48�o

 問題文より、地上画素寸法は最小の値であるため

 162.78�o = 16�p となる。

 

 

問C-2.

 海抜撮影高度は次のように求めればよい。

 写真縮尺=(画素寸法/地上画素寸法)×  = 0.0000072m / 16�p = 1 / 22,222

 対地撮影高度は、22,222×10�p = 2,222m

 よって、海抜撮影高度は、 2,222m+100m = 2,322m  となる。

 

 

問C-3.

 最小撮影コース数は次のように求めればよい。

 画面の撮影範囲(南北)は、14,430画素 × 16�p = 2,308.8m 

 コース間隔は、サイドラップが30%であるため、 2,308.8×(1−0.3)= 1,616.2m

 コース数は、12�q / 1,616.2m = 7.42 コース 

 よって、8コース必要となる。

 

 

問C-4.

 撮影写真枚数は次のように求めればよい。

 画面の撮影範囲(東西)は、9,420画素 × 16�p = 1,507.2m

 1コース当たりの枚数は、オーバーラップが60%であるため、

1,507.2 ×(1−0.6)= 602.9m  よって、19�q / 602.9m = 31.5 枚

 問題文より、コース両端の撮影区域外に1モデル分撮影するため、

31.5枚+3枚 = 35枚/コース    よって、8コース × 35枚 =280枚 となる。



< H25-pm3-D:解答例 >

 

問D-1.

 正しい語句を当てはめると、次のようになる。

 

GNSS/IMU装置とは、空中写真の露出位置及び露出時の傾きの算出を目的として、GNSS測量機及びIMU装置(慣性計測装置)、解析ソフトウェア等で構成されるシステムである。

GNSS/IMU装置を用いた撮影では、撮影前後に  整数値バイアス  決定及びIMUドリフト初期化のための飛行を行う。また、GNSS/IMU装置のデータは、撮影の前後に連続して  5  分以上取得する。

固定局は撮影対象地域内との基線距離を原則  50  キロメートル以内とする。また、固定局には  電子基準点  を用いることができる。

GNSS/IMU装置の解析処理による外部標定要素は、固定局及びGNSS測量機の観測データを用いて

 キネマティック解析  を行い、その結果及びIMU装置の観測データを用いて  最適軌跡解析  を行うことで算出する。

さらに、各写真の外部標定要素を決定するためには、GNSS/IMU装置の解析処理より算出された外部標定要素とデジタルステレオ図化機より測定されたパスポイント及びタイポイント並びに基準点等の写真座標とを統合して調整計算を行う。

 

 

問D-2.

 GNSS/IMU装置の解析結果の点検項目を記す問題。

 

 <作業規程の準則 第 134条2・3・4 (GNSS/IMU 解析結果の点検)>

・    固定局及び航空機搭載のGNSS測量機の作動及びデータ収録状況の良否

・    サイクルスリップ状況の有無

・    GNSS/IMU撮影範囲の確保

・    計測高度及び計測コースの良否

・    撮影コース上における最少衛星数

・    撮影コース上におけるDOP(PDOP、HDOP、VDOP)値

・    設営コース上における位置の往復解の差

・    位置の標準偏差の平均値と最大値

 

 

問D-3.

 タイポイント、パスポイントの配置について留意する事項を記す問題。

 

<作業規程の準則 第160条1・2 (パスポイント及びタイポイントの選定)>

(パスポイント)

・    主点付近及び主点基線に直角な両方向の3箇所以上に配置することを標準とする。

・    主点基線に直角な方向は、上下端付近の等距離に配置することを標準とする。

 

(タイポイント)

・    隣接コースと重複している部分で、空中写真上で明瞭に認められる位置に、直線上にならないようジグザグに配置することを標準とする。

・    配置する点数は、1モデルに1点を標準とする。

・    パスポイントで兼ねて配置することができる。

 

 

問D-4.

 ブロック調整計算において留意する事項を記す問題。

 

<作業規程の準則 第159条2 (標定点の選定)>

・    路線撮影においては、各コースの両端のモデルに上下各1点配置する。

・    区域撮影においては、ブロックの四隅付近と中央部付近に計5点配置する。

・    区域撮影が複数日にまたがる場合は、各撮影日のコース内に標定点数のうち少なくとも1点の標定点を配置する。

 


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB
(c) Sey Quo De La Jarantos & (c) Matsubara.P.O 2013