R07年度 測量士試験 午前 No12 水準測量
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<R07-No12:水準測量:解答>

 レベルを用いた直接水準測量に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。

a. 正しい。問題文の通り。1級・2級水準測量では、観測着手前および観測期間中おおむね10日ごとにレベルの点検調整を行う必要がある。

b. 正しい。問題文の通り。1級水準測量では、観測の開始時、終了時、および固定点到着時ごとに1℃単位で気温を測定する。

c. 間違い。機器の性能は関係がない。最大視準距離は、作業規程の準則により水準測量の等級よって定められている(1級で50m、2級で60m、3・4級で70m、簡易水準測量で80m)。

d. 間違い。往路と復路で標尺を交換するのは、標尺の零点誤差を消去するためである。視準軸の傾きによる誤差を消去するためには、後視と前視の視準距離を等しくする必要がある。

e. 正しい、問題文の通り。地面に近い場所は温度変化が激しく、大気屈折(レフラクション効果)の影響を受ける。このため、作業規程の準則によると、1級水準測量では標尺の下方20cm読定しないとある。


よって、明らかに間違っているものは、5.のc,dとなる。

解答: 5


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

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