H20年度 測量士試験 午前-No1 三角測量
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<H20-1-A:解答>

 測量法第11条(基本測量及び公共測量における測量の基準)に関する問題である。問題文は、この11条中からの抜粋である。測量法11条の1-4における「政令」とは、「測量法施行令」を指す。また、地理学的経緯度は測地経緯度と呼ぶ事もある。

よって、ア〜エには、次の語句が入る。

ア:地理学的経緯度 

イ:扁平率 

ウ:重心 

エ:短軸 

  

解答: 5



<H20-1-B:解答>

 電子基準点に関する問題である。

1.○ 問題文の通り。
2.○ 問題文の通り。
3.○ 問題文の通り。
4.× 電子基準点を与点とする場合「PCV補正あり(アンテナ位相の補正)に設定して基線解析する」とされている。同様な理由から、電子基準点の座標値は位相中心ではなくなっている。
5.○ 問題文の通り。

※PCV(Phase Center Variation)とは、GPS衛星電波の入射角に応じて、アンテナでの受信位置が変化することを言う。このズレの量を補正する事により、1点で観測した状態にする事をPCV補正と呼ぶ。PCV補正は同一機種のGPSアンテナを用いる場合には考慮する必要はないが、多機種のアンテナを使用する場合や電子基準点等を利用する場合には、高さ方向に数センチの誤差が生じることがある。このため各GPSアンテナは独自にPCV補正量を持ち、このPCV補正量を用いて基線解析することで、受信位置の補正を行っている。
 

解答: 4



<H20-1-C:解答>
中心角の補正に関する問題である。

下表を用いて、末尾の秒単位のみで説明する。また対回数はそのまま重量と見なす。

 

狭角名

観測角

観測値

重量P

Pv(″)

補正量

補正済観測値

�@

∠BAC

15°0′4″

1

4

−2

15°0′2″

�A

∠CAD

30°0′2″

2

4

−1

30°0′1″

�B

∠DAE

60°0′3″

1

3

−2

60°0′1″

�C

∠EAF

45°0′1″

2

2

−1

45°0′0″

�D

∠BAF

150°0′2″

1

2

+2

150°0′4″

 

 

 

[7]

[15]

ε= 2″

 

※重量1の補正量が約2″であるから、重量2の狭角B及びDの補正量は2″/2=1″。

 

 

 

解答: 2


<条件方程式を用いた別解>


(�@+�A+�B+�C)−�D = w (+8”)

より、観測精度が異なるため、


重量 1/1 の補正量が−2”であるから、重量1/2の補正量は、−1”となるため、

 

補正量

補正済観測値

�@

−2”

02″

�A

−1”

01″

�B

−2”

01″

�C

−1”

00″

�D

+2”

04″

 

よって、条件式に当てはめると、w=0 となり、条件を満たす。



<H20-1-D:解答>

 座標変換の式に関する問題である。ア〜エには次の語句が入る。

ア:原点移動量 

イ:スケール補正値

ウ:回転量

エ:ZB 

 

解答: 5


参考文献:公共測量作業規程

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

(c) Sey Quo De La Jarantos & (c) Matsubara.P.O 2008