R01年度 測量士試験 午前 No10 基準点測量
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<H30-No10:基準点測量:解答>
 GNSS測量によるジオイド高と楕円体高、標高の関係に関する問題である。以下の手順で解答すればよい。

@ A点のジオイド高を求める。
(ジオイド高)=(楕円体高)−(標高)より、83.00m−45.00m=38.00m

A ジオイド傾斜量を求める。
ジオイドの傾斜量は、1,000.00mで−0.02m(A→B方向)なので、B点までのジオイド傾斜量は、(−0.02m ×8,000m)/1,0000 = −0.16m

B  B点の標高を求める。
(標高)=(楕円体高)−(ジオイド高)より、
65.40m−(38.00m−0.16m)=27.56m



 よってB点の標高は、4.の27.56m となる。

解答: 4


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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